【ケチると損】「コンビニ印刷でいいや」と思ってた一人法人がスキャナ付き複合機を買った話
会社を辞めて一人法人を立ち上げる時、地味に悩むのが「プリンタどうする問題」です。
最初は「コンビニで印刷でいいや」と思っていました。だって、コンビニ近いし、自宅にプリンタ置くスペースないし、インク代もかかるし、月に数枚しか刷らないなら割高なはず。
結論から言うと、その判断は完全に間違っていました。
結局、起業後にスキャナ付きの複合機を約4万円で買いました。買って正解だったので、これから起業する人には「ケチるべからず」と強くお勧めします。
この記事では、なぜコンビニ派が失敗するのか、なぜスキャナ付き複合機がタイパ最強なのかを、実体験ベースで書きます。

起業1年目、プリンタはこんなに活躍した(用途7選)
会社員時代は全く自宅にプリンタは必要なかった私。
ところが、一人法人を立ち上げた途端、プリンタの出番が爆発的に増えました。私の起業1年目の活躍シーンを並べてみます。
- 税理士に毎月の締めでレシート・領収書をスキャンして送付(一番ヘビロテ)
- 見積書・請求書の印刷(クライアントへの送付用。今はメールになりましたが書記は郵送でした)
- 税理士からの月次レポートを印刷して確認(紙で見ると数字が頭に入る)
- 営業資料の印刷(商談時に紙で配る)
- 封筒の宛先シール印刷(これで住所印が不要になった)
- 契約書の印刷・押印・スキャンして返送(紙の契約書が来た時用)
- その他もろもろ
多すぎませんか?私もこんなに使うとは思っていませんでした。
「コンビニ印刷派」の落とし穴
「いやいや、それでもコンビニ印刷で十分でしょ?」と思った方。私もそう思っていました。実際にコンビニ印刷でしばらくしのいだ時期もありました。
でも、すぐ限界が来ます。理由は3つ。
1. 移動時間が積み上がる
コンビニまで往復と印刷で20分として、月に5回行ったら月100分の移動。1ヶ月で1〜2時間。
「ちょっと印刷したい」が積み重なると、地味に時間泥棒です。
2. いつでもスキャンしたい
致命的なのがこれ。コンビニのマルチコピー機でもスキャンはできますが、USBメモリ持参・操作が複雑・1枚ずつ手作業と、家でやる便利さに完全に負けます。
税理士に毎月送るレシートが30枚あったら、コンビニでいちいちスキャンするのは現実的ではありません。
3. 単価で見ると意外と高い
コンビニのモノクロA4印刷は1枚10〜20円。月10枚刷ったら100〜200円。年間1,200〜2,400円。(自宅ではカラーでプリントしてます・笑)
ただ、月10枚程度の使用ならコスト面ではコンビニの方が安く済みます。実際の選択は「単価」より「タイパ」。移動時間・スキャン難・夜中に印刷したい時の即応性で複合機の価値が決まります。
選び方は「ほどほど価格×ランニングコスト安」一択
じゃあどんなプリンタを選べばいいか。私の結論は「ほどほど価格帯でランニングコスト(インク代)が安いスキャナ付き複合機」です。
条件を整理するとこんな感じ。
- 本体価格:3〜4万円帯(安すぎるとインク代で逆転される)
- スキャナ付き(ADF=自動原稿送りがあれば最強)
- 独立インクタンク(カラー1色だけ切れた時に1色だけ交換できる)
- Wi-Fi接続(PC・スマホから直接プリント可能)
- A4対応で十分(A3が必要な仕事はめったにない)
逆に、安すぎる1万円前後の単機能プリンタ(プリント専用・スキャナなし)は買わない方がいいです。スキャンができないので、税理士に書類を送る時に詰みます。
そして、ハイエンドの5万円超もオーバースペック。一人法人で年に数千枚刷ることはまずありません。
「3〜4万円帯のスキャナ付き複合機」が、起業1年目のタイパ最強投資です。
私が買ったのはコレ:Canon PIXUS XK110(後継機種をおすすめ)
参考までに、私が起業後に買った機種はCanon PIXUS XK110です。価格は39,862円。楽天で買いました。
選んだ理由は、ランニングコスト(インク代)が安いと評判だったから。プリンタ本体が安くてもインクが高い機種を買うと、トータルで損します。XKシリーズは独立インクタンクで、切れた色だけ替えればいいタイプ。
ただし、XK110は2022年発売モデルで、現在はキヤノン公式販売終了。これから買うなら後継機種のXK140(2025年発売)がおすすめです。スペックはほぼ同じで、最新モデルのほうが省電力性能などが改善されています。
- Canon PIXUS XK140(最新・3〜4万円帯)
- Canon PIXUS XK130(1世代前・在庫があれば若干安い)
- Canon PIXUS XK120(さらに前・要在庫確認)
使ってみて感じた「これ買ってよかった」ポイント
実際に1年以上使った感想を正直に書きます。
- スキャンが家でできるのが革命…レシートをまとめて流し込んでPDFにして税理士にメール送れる
- Wi-FiでPCから直接印刷できる
- 独立インクで地味に節約…早く減るったものから交換で節約できるのが嬉しい
逆に「ここがイマイチ」も書いておきます。
- 本体がデカい…A4複合機なので幅40cm以上、置き場所要確保
とはいえ、これらの欠点は「3〜4万円のスキャナ付き複合機」全機種共通です。Canonが特別悪いわけではありません。
まとめ:起業1年目のプリンタはケチるべからず
長くなったので結論を箇条書きで。
- 一人法人のプリンタ用途は想像以上に多い(特にスキャン)
- コンビニ印刷派は移動時間とスキャン難で詰む
- 1万円の単機能プリンタはスキャナなしで論外
- 正解は3〜4万円帯のスキャナ付き複合機(独立インク・Wi-Fi対応)
- Canon XKシリーズ(XK140等)はランニングコスト安でおすすめ
- 起業1年目のタイパ最強投資。ケチるべからず
事業を始めるとお金の使い方に慎重になりますが、ここは「事業の効率を生むツール」への投資です。3~4万円ケチって毎月コンビニに通うより、迷わず買って事務作業を早く終わらせて、残りの時間を本業に使う方がよっぽど合理的。
なお、税理士契約をして毎月レシートを送る運用にしている人は特にスキャナ必須です。税理士の必要性については「一人法人を作るとき、税理士って最初から必要?」に詳しく書いています。
会社設立全体の流れは「会社を辞めて一人法人を作った手順を全部教える」にまとめています。
→ 【知らないと損】これ経費?って迷うやつ|一人法人OK・NG完全リスト
