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バーチャルオフィスの選び方|レゾナンス・GMO・DMMを比較した本音

さおり

会社を辞めて一人法人を作るとき、自宅住所で登記する人も多いですが、マンション規約でNGだったり、名刺に自宅住所を載せたくない人にとってはバーチャルオフィスが現実的な選択肢。

バーチャルオフィスのイメージ

この記事では、私が実際に一人法人を設立する際に検討したレゾナンス・GMOオフィスサポート・DMMバーチャルオフィスの主要3社を、料金・住所・機能などで比較しました。最終的に私がレゾナンスを選んだ理由も、あわせて書いています。

「どこを選べばいいか分からない」という方の判断材料になれば幸いです。

バーチャルオフィスを選ぶ前の6つの判断軸

押さえておかないと、後から「もっと安いところでよかった」「登記できなかった」と後悔しがちなポイントです。

  • 法人登記できるか:格安プランは「登記不可」の場合があるので要確認
  • 月額料金・入会金:月額だけでなく初期費用も込みで年間コストを比較
  • 住所の立地:一等地かどうかより、自分の好みの地域で選べるかが重要。名刺や取引先への印象にも影響
  • 郵便転送の内容:転送周期(月1/隔週/週1)・随時(スポット)転送の可否・料金・転送方式(普通郵便 or レターパック)など、各社バラバラなので要確認
  • サポート体制:スタッフ常駐か無人か、来店受取の可否
  • 別料金で使える会議室の有無:対面打ち合わせの予定がある人は必ずチェック。店舗限定の会社もあるので要注意

この6軸に、主要3社を見ていきます。

主要3社比較表:レゾナンス・GMO・DMM

それぞれのサービスを、主要な比較項目で並べました。数字は2026年4月時点の公式情報を元にしています。

比較項目レゾナンスGMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィス
登記可能最安プラン990円/月1,650円/月2,530円/月
入会金5,500円
(キャンペーンで0円の場合あり)
時期により変動要確認
住所の立地東京都心+横浜+大阪梅田
(12店舗・一等地特化)
全国約20拠点
(東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸・福岡)
全国16店舗
(東京9店舗+札幌・仙台・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡・沖縄)
郵便転送月1 / 週1
随時転送OK(500円/回)
普通郵便・レターパック対応
月1 / 隔週 / 週1
随時転送OK
(写真お知らせ契約で無料)
普通・レターパック対応
週1(頻度カスタマイズ無料)
別住所スポット転送440円
普通・レターパック対応
サポート全店スタッフ常駐
来店受取OK
オンライン対応中心スマホアプリで管理
会議室(別料金)全12店舗で利用可
1時間1,100円
3店舗のみ
(渋谷・三軒茶屋・博多)
30分550円〜
2店舗のみ
(横浜・名古屋)
1時間1,100円
利用社数30,000社超20,000社超非公表(DMMグループ)
強みコスパ・顧客満足度98.2%GMOブランドの信用力
拠点数の多さ
DMMブランド
スマホUI

※ 料金・入会金は変動する可能性があるので、最新情報は各社公式サイトで必ず確認してください。

各社の詳細

レゾナンス:コスパ重視なら最有力

レゾナンスは、登記可能プランで月額990円〜と3社の中で最安。東京都心・横浜・大阪梅田の一等地に12店舗を展開していて、どの住所も名刺に書いて恥ずかしくない場所です。

注目すべきは全店スタッフ常駐という点。来店して郵便物を受け取ることも可能で、急ぎの書類対応もやりやすい。累計契約者数は30,000社超、顧客満足度98.2%と実績も十分です。

しかも全12店舗すべてで貸し会議室も利用可能(会員価格1時間1,100円)。プロジェクター・ホワイトボード・Wi-Fi完備で、対面打ち合わせが多い人にはとても便利です。

デメリットを挙げるなら、拠点が東京・横浜に集中していて、それ以外の地方住所が欲しい人には選択肢が少ないこと。東京・横浜の住所でOKな人には最適です。

もう1つ、地味に嬉しいポイントがレゾナンス利用者向けの法人口座開設サポートGMOあおぞらネット銀行と提携していて、レゾナンス契約者という実態が「事業実態の証明」になるため、新規法人がぶつかりやすい「鶏か卵か問題」(口座を作るには契約書が必要、契約書を作るには口座が必要…)の突破策にもなります。私はこの仕組みの存在を後から知ったので使えず後悔した経験あり。これからレゾナンスを契約する方は活用しないと損です。

→ 法人口座開設の体験談はこちら:法人口座は1行目で詰まる|「鶏か卵か問題」を2行同時申込で突破した話|GMOあおぞら×住信SBI

GMOオフィスサポート:大手の信頼感と拠点数

GMOオフィスサポートは、GMOインターネットグループの子会社が運営するバーチャルオフィス。登記可能プランは月額1,650円〜から利用できます。

強みは全国約20拠点という拠点数の多さ。東京13カ所に加え、横浜・名古屋・大阪・京都・神戸・福岡など、地方都市の住所も選べます。

会員向けに貸し会議室・コワーキングスペースも用意(30分550円〜)。ただし会議室があるのは渋谷・三軒茶屋・博多の3店舗のみ。登記は全国20拠点から選べるけど、会議室を使いたい時はこの3店舗まで行く必要があるので、拠点の位置関係を確認しておくのがおすすめです。

一方、レゾナンスに比べると月額料金がやや高め。また、スタッフ常駐ではなくオンライン対応中心なので、来店して郵便物を即受け取るような使い方には向きません。

DMMバーチャルオフィス:ブランド認知とスマホUI

DMMバーチャルオフィスは、DMMブランドの認知度と全国16店舗の拠点展開が特徴。東京9店舗に加えて札幌〜沖縄まで全国をカバー。登記可能なベーシックプランは月額2,530円で、郵便物の写真確認・スマホアプリでの一括管理に強みがあります。

郵便物は届くたびに写真で確認でき、「自宅転送」「来店受取」「処分」「別住所転送」をスマホで指示できます。IT・スマホ重視派にとっては使いやすいサービスです。

ただし3社の中では月額料金が一番高い。利用社数が非公表なので実績の可視性はレゾナンス・GMOに劣ります。ただ、DMMグループの規模を考えれば安心感はあります。

注意点として、貸し会議室は横浜店・名古屋店の2店舗のみ。東京で登記しても会議室は利用できないので、対面打ち合わせが多い人には不向き。

目的別おすすめ

どのサービスにも強み・弱みがあるので、自分の状況に合わせて選ぶのが一番。目的別に整理してみました。

  • とにかく安く、東京一等地の住所が欲しいレゾナンス(月990円〜)
  • 地方の住所も選択肢に入れたい・GMOの安心感が欲しいGMOオフィスサポート
  • 全国の住所から選びたい・スマホUI重視・DMMブランドに安心感 → DMMバーチャルオフィス

私がレゾナンスを選んだ理由

私が一人法人を設立するときにこの3社を検討。最終的に選んだのはレゾナンスで、週1プラン(月額1,650円)で契約しました。決め手は3つあります。

  1. 料金の安さ
    週1転送プランで月1,650円は、GMOやDMMと比べても安い。設立直後は固定費を抑えたかったので決め手になりました。
  2. 自分に合った転送頻度(週1)が選べた
    月1だと書類の到着が遅すぎて事業に支障が出そう。逆に週2以上は不要だった。ちょうど「週1」が選べて過不足なし。
  3. スタッフ常駐の安心感
    実際に来店して郵便物を受け取ったことはないけど、「万が一のときは取りに行ける」という保険として安心感になる。

使い始めてから今まで、特に不満はなく継続しています。

まとめ

バーチャルオフィス選びで一番大事なのは、自分の事業に合った住所・機能・料金のバランスを見ること。3社ともそれぞれ強みが違うので、絶対的な「正解」は人によって違います。

  • 東京一等地+コスパ最優先ならレゾナンス
  • 地方拠点も欲しい・大手の信用ならGMOオフィスサポート
  • 全国の住所から選びたい・スマホUI重視ならDMMバーチャルオフィス

私はBtoB一人法人で東京住所が必須、かつ固定費を抑えたかったのでレゾナンスを選びました。結果的には大正解で、今も使い続けています。

▼ 月額990円〜で登記できる最安クラス

東京都心・横浜の一等地住所が月額990円〜。法人登記・郵便転送・来店受取に対応。

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50代・一人法人代表
IT系中小企業を辞めた51歳が、いきなり一人法人を作りました。退職金なし、起業経験なし、コネなし。それでも会社、作れます。節税・法人口座・税理士・バーチャルオフィス——会社員時代には知らなかった話を、失敗談も数字も全部オープンに。
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